クレジットカードにはステータスがある?メリットや利用上の注意点を解説!

クレジットカードにはステータスごとに決められた特典や優待があります。普段使っているクレジットカード(通常のカード)とは何が違うのでしょうか?普通のカードからゴールドカード、さらにプラチナカードとステータスが上がれば、優待・特典の内容が良くなるのはカード利用者の間でよく知られていることです。

そこで、ステータスの魅力と特徴をこの記事では紹介します。ついでに、年会費や利用するシチュエーションで気になる注意点も押さえましょう。

クレジットカードはステータスが重要!

クレジットカードを持つ上で、ステータスは大切です。ここでは、ステータスの定義や割合、国際ブランドごとの違いなど、テータスを得ることの重要性について解説します。

クレジットカードのステータスとは?

クレジットカードには「ステータス」と呼ばれるものがあります。ランクや格付けと意味は同じで、ゴールドカードやプラチナカードが有名です。

ステータスは一種の格付けを示すことでも知られています。一般的に、普通のカード(一般カードで呼び方はさまざま)、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードの順でステータスは高くなります。

ブラックカードの上にもランクは存在しますが、決まった呼ばれ方はありません。発行する会社で、ブラックより上のステータスを独自に設定しているだけなので、ブラックの中に上下がある。つまり、ブラックをさらに2~3のランクで分けたものと考えられます。

ステータスごとの割合は?プラチナは所持割合が少ない!

ステータスが高くなるほど、所持している人の数も少なくなるのが現在の特徴です。例えば、全体の8割以上が通常のカードを所持しているのに対し、ゴールドカードは全体の十数%、プラチナに至ってはわずか1%程度しかありません。ブラックはほんのわずかな割合しかなく、0.5%もありません。

このように持っている人がいない、すなわち供給が少ないのは、物の値段が決定するときの値段の決まり方に似ています。宝石などの価値を決まる時などと同様に、希少性がプラチナカードやブラックカードの価値を高めているのです。

日本で作れるブランド

国内のクレジットカード事業者は、国際ブランドを決定する際にいくつかの選択肢を申し込みした者に提示します。そして、国際ブランドがどれかによって、国内で使えるお店やステータスの印象がまるで違います。

有名ブランドとしては、アメリカン・エクスプレス、VISA、マスターカード、JCB、ダイナーズなどです。具体的には、アメリカン・エクスプレスならアメックスゴールドカードやアメックスプラチナカードがステータスの高いカードです。

日本で作ったクレジットカードはそのまま海外でも使用できます。優待や特典を使う場合にはクレジットカードそのものが必要です。さらにゴールド・プラチナ会員であるかも優待を受ける上での基準となります。通常会員の低いステータスで特典・優待が受けられないのは、ステータスをランクアップしていないのが原因です。

現状、通常のカードしか作れない人は、職業や収入を安定させて申し込みをするか、積極的にカードを使っていくことでインビテーションを待って高いステータスのカード(ゴールドカード以上)を作るしかありません。

アメリカン・エクスプレスの特徴とグリーン・ゴールドのステータスの違い

アメリカン・エキスプレスはアメリカン・エキスプレス・ジャパン株式会社が運営するカードで、ニューヨークで創立した金融業務を行う会社です。

日本では1980年に最初のカードとなる「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」を発行しています。1983年にはプラチナカードも発行し、2000年以降もANAと協力するなどして、ステータスに合わせた特典や優待の強化。近頃は、2018年に更なる特典が付与されるなど、高いステータスのクレジットカードを持つ意義を高めることをやめないカードです。高ステータスカードといえば日本だけでなく世界で名前が挙がるのがアメリカン・エクスプレスです。

申し込むカードがアメリカン・エクスプレスの場合、一般カードをアメックスグリーンカードと呼びます。アメックスとはアメリカン・エクスプレスの略称です。カードの色彩によって呼ぶ方法です。その上にアメックスゴールドカードがあります。どちらもプロパーカードとして、企業提携なしで会社が直接提供しているカードです。

そのため、上記の国際ブランドカードを所持するためには、アメリカン・エクスプレスに直接申し込みしなければなりません。グリーンに比べて、ゴールドの方が海外や旅行での特典が増えているのも魅力です。

VISAの特徴は銀行系からさまざまあること

VISAカードは、三井住友や三菱UFJの銀行系事業者から楽天、ソニー、イオンなどの大手市場を担う事業者まで幅広く提携している国際ブランドです。世界で最大規模のネットワークを誇り、デビットカードやプリペイドカードの発行までしています。日本国内でもキャッシュレス化を先導する代表としても知られます。

発行する際のステータスは、VISAカード専用のVisa クラシックカード(通常のカード)、Visa ゴールドカード、Visa プラチナカードがあります。クラシックにはない特典がゴールド以上で受けられるなど、旅行やホテルの宿泊予約などに有利なステータスです。海外だけでなく、国内の施設やサービスも充実しているなど、国内利用者にとっても有意義な特典が多く見受けられます。

マスターカードは世界で最も多く使える

マスターカードはVisaに並んで国内の多くのお店で使えるクレジットカードの国際ブランドです。世界中最も多く使えるカードとしても知られており、クレジットカードの所持について海外旅行では欠かせないとまで言われています。特に大きなメリットとして、海外で使う際の手数料が少なくて済みます。ワンタッチ決済の機能も充実していて、安全性にも配慮されたカードが特徴です。

通常カードは、スタンダードMastercardカードがあり、その上にゴールドMastercardカードとプラチナMastercardカード、ワールドMastercardカードなどがあります。他の国際ブランドと違う点として、ゴールドとプラチナの間に、チタンMastercardカードが存在することです。ワールドの上にもワールドエリートがあるなど、多様なステータス・ランクが用意されています。それにあわせて独自の優待・特典などが増えていく仕組みです。

通常はゴールドでも十分な特典ですが、プラチナ以上を目指すことで特典がさらに充実します。マスターカードはさまざまな提携企業によって国際ブランドに選ばれるので、特典そのものもブランド会社だけでなくポイント還元に関連したマイルやアマゾン・楽天ポイントなど、還元率のアップやポイント増大などが別特典として提携先に得られるメリット等も持ちます。

日本で活躍する国際ブランドJCB

JCBは他の国際ブランドなどとは違い、日本が提供する唯一のカードブランド。そして、株式会社ジェーシービーが運営する国際ブランドです。加盟店が世界各地にあり、空港や買い物などで有益なオリジナルのサービスを展開しています。

ステータスは通常のカードとして何種類か用意されています。まず、JCB一般カード、それからJCB CARD WやJCB CARD W plus L、JCB CARD EXTAGEなどがあります。次にゴールドとして、JCBゴールドや20代におすすめされているJCB GOLD EXTAGEなどです。

その上に、JCBプラチナ、JCBザ・クラスなどがあるのです。上記からも分かるように、同じゴールドやシルバーにもカードの種類が存在していて、使い分けやカード利用の特性・特典などから選べる仕様になっています。ただし、アメックスカードと違い、海外向けの印象が弱いのがデメリットです。

ダイナーズ

ダイナーズは国際ブランドとして、ダイナースクラブ(Diners Club)と呼ばれる会社が運営するクレジットカードのブランドのことです。アメリカの会社ということで、アメリカやヨーロッパを中心に普及しているブランドです。

日本では三井住友などが提携しています。ダイナースクラブ コンパニオンカードでは、マスターカードのブランド表記をし、ダイナースクラブカードの利用明細に統一できるといった点が注目されています。

ダイナースクラブカードの場合、上であげた4つの国際ブランドと比較して、ゴールドカードの名称がないこと。ゴールドに相当するカードはあるが、それも全てシルバー色であるのが特徴的です。普通のカードは、ダイナースクラブカード、その上にダイナースクラブ プレミアムカードがあります。ですが、カードの種類はステータスよりビジネスや提携向けに広がっていて、JALダイナースカードやANAダイナースカード、ダイナースクラブ ビジネスカード、銀座ダイナースクラブカード/和光などからカードを選択することになります。

以上のうち、アメリカンエクスプレスやダイナーズはプラチナカードを発行する上で高い審査基準を必要とします。

ステータスやランクは高ければよいわけではない!

利用者にとってのステータスは、一般使いなのかそれとも高級ホテルなどで使用するのかで、カードの使い道がその人にとって有用なのかを左右することです。普段の買い物やそれほど値段の高くないものを通販などで購入する場合、ランクの高いカードをわざわざ取得する理由はありません。高いステータスカードなら利便性は高くなりますが、年会費や更新条件がネックになるためです。

つまり、特典が優れているので、高いとそれなりのメリットや恩恵を受けられるが、後で説明するようなデメリットも強くなり、年会費などの面で不利になります。ただし、そのカードの価値を決めるのはその人なので、客観的に年会費だけで判断できることではありません。しかし、せっかくプラチナやブラックカードにしてもその優待特典をもてあましてしまう可能性が非常に高いのです。

このように、クレジットカードをステータスで判断する。それは使い道の幅を広げたり、その人に合ったものを選択する上でとても重要なことです。

高いステータスはゴールド以上で判断する!

クレジットカードはステータスを見る上で通常のカードのシルバー/ゴールドで区切るのが基本です。通常のカードより上が高ランクで特典も充実していることがほとんどです。

特別感はそれほどないゴールド

ゴールドカードはシルバーカード・一般カードの通常のカードに比べて、ステータスが上にある格上のカードです。ところが、ゴールドカードは先に説明した通り、全体で十数%の割合で所持・発行されているなど、一般の間でも普及しだしたことで、特別なステータスではなくなっています。その見方では、通常カードと同じ扱いになります。

これまで通常のカードを所持していた人が、ある日ステータスを上げたいと思ってゴールドにできてしまうくらいには、難しくなくなっています。もちろん、クレジットヒストリーや信用情報、収入などの社会的な信用度があってこそ作れます。

区切りでプラチナからが高いランクやステータスを有するとした方が格付けの上で違いがはっきりしたりすることも。プラチナに比べて、ゴールドは通常のカードの上に位置しているにもかかわらず、ステータスとして特別高い印象を与えるカードではなくなっているのです。

プラチナカードの特別感は強い!

ゴールドに比べて、プラチナカードはわずかに1%とその数が少ないことそのものが希少で特別なステータスであることを印象付けます。ただし、ゴールド以上に申し込みの審査が厳しく、プラチナカードを所持するための社会的な信用度を測る条件はかなり高い位置に置かれています。

普通の収入や職業でカード利用経験のない人がいきなりプラチナカードを申し込んだとしてもまず審査の段階で落とされて利用することはできません。ただし、プラチナカードの中には条件が低いものもあるので、申し込むカードによって差が出ることは覚えておきましょう。一部、審査の甘いところでプラチナカードを作れてしまうこともあるのはそれが理由です。

プラチナカードを申し込む方法は2種類ある

プラチナカードが欲しいからといって申し込めば審査してくれる場合もあれば、普通の一般申し込みはしていないプラチナカードがあります。前者は、プラチナカードを申込書・フォームなどを送って手続きを進めればよいでしょう。しかし、後者の場合、「インビテーション」と呼ばれる招待状が必要です。

例えるなら、高級会員クラブや会員のネットワークのみを利用して登録できる会員制のお店などがそれにあたります。招待されなければ参加もできません。クレジットカードで招待状であるインビテーションを得るためにはいくつもの条件があります。次の見出しでそれについても簡単に説明します。

インビテーションの必要性と最近の傾向

一部のプラチナカードを利用するためにはインビテーションが必要です。では、インビテーションとはどんな代物で、どうしたら手に入るのかをここでは取り上げます。

インビテーションの定義

元々、インビテーションとは英語の「invitation」の横文字によるカナ表記であり、勧誘や招待を意味する言葉です。インビテーションカードと呼ばれるように、クレジットカードをランクアップするために必要となることがあるものです。

プラチナカードを通常申し込みから発行することに比べて、審査に通りやすいという違いがあります。申し込みなどと比較すると、すでにランクアップできる条件が整っていることが審査の通りやすさに繋がっているのです。

インビテーションの入手方法はクレジットヒストリー

では、そのインビテーションを手に入れるためにはどうすれば良いのか。それはランクの低いカードをまずは所持して優良なクレジットヒストリーを積み上げることです。クレジットヒストリー(クレヒス)とは、信用情報に記載される項目や契約しているカード会社が利用者の使用状況を判断することで成立する信用情報に関する内容の確度(信頼性)のことです。

できるだけ、延滞せずに普通に使っていき、ゴールドにランクアップしたりするために、そのカードを長年使い続けることがポイントです。それだけで、毎年小額しか使っていない人でも収入や職業の安定などの項目が十分クリアしていれば、インビテーションが手に入る確率は高まります。

カードの種類によって、条件が設定されていたりするので、利用額が500万円以上など、使ったほうがインビテーションが手に入りやすいのかどうかもチェックが必要です。インビテーションが送られてくるのは宝くじなどとは違い、条件をクリアすれば、カード会社のほうから勝手に送ってきます。あらかじめランクアップを申請していなくても招待されるという訳です。

延滞や強制解約はインビテーションのマイナス要因にしかならない!

クレジットヒストリーは一般使いする人にはあまり重視されていないことが多く、その理由は単純に、「普通の範囲でしか使わない人はランクアップを目指していない」ことが挙げられます。ですので、滞納や複数のカードの同時申し込み、カード強制解約などをしてしまい、クレジットヒストリーによる信用を高くすることを前提に考えていないのです。

信用情報に延滞などが記載されかねないこれらの行為を続けていれば、当然ランクアップの提案はなく、インビテーションも届かず、届いたとしても審査が通らないでしょう。

もし債務整理が必要なレベルで滞納してしまったケースでは、強制解約を受けた上で、5年以上異動情報として信用情報に記載されます。すなわち、ランクアップをしたい人にとって、延滞や強制解約は大きな足枷となってしまうのです。しかも延滞した請求分全額が支払われない限り、その情報は抹消の5年に関係なく、いつまでも信用情報の項目記載に残り続けるのです。それではランクアップはおろか、新しいクレジットカードの審査にも落ちてしまうでしょう。

インビテーションの招待は手紙以外にもある!

招待状と聞いてインビテーションが手紙だとイメージする方もいます。ですが、実は紙面やハガキに限らず、招待そのものはWEBや電話などでも行われます。当然ながら、最終的な申し込みには紙面が必要になるケースが多いのも確かです。WEB上では最近は行われなくなっています。

インビテーションなしが増加!

最近はインビテーションを必要としないプラチナカードの申し込み式のカードが増える傾にあります。インビテーションは申し込みまでのハードルが高いことが原因です。特にゴールドカードの一般化が進む中で、クレジットヒストリーを積み上げて、ようやく申し込み資格が得られます。そこまでしなくてはならないのは、想像以上に大変でプラチナカードを広められません。そのため、インビテーションを必要とせず、審査の段階で条件をクリアしていればゴールドやプラチナのカードを持てるようにしているのです。

その割合は増過の一途をたどり、現在では、数社のカードに1社くらいしかインビテーションを設けていなかったりします。事実、7~8割の会社はインビテーションがないでしょう。

ただし、インビテーションがないことにもデメリットもあるので、その傾向が必ずしも良い訳ではありません。収入条件や他の条件が高めに設定されてしまうなど、審査のハードルがさらに高くなるためです。あるいは、審査の基準を下げて、ゴールドとして使える範囲を狭くしているなど、特別感を下げて利用幅を広げることもあるので、ステータスの高いカードを申し込む際にはその辺にも気をつける必要があります。

高いステータスカードを使う8つのメリット

ゴールドやプラチナカードを始め、ステータスの高いカードを所有することで、さまざまな特典や優待を受けることができます。ここではメリットについて説明します。

メリット1.特典の充実度が上がる

普通のカードである一般カードやシルバーカードには、最低限の特典が用意されています。しかし、あくまでも一番ランクの下という認識でステータスに合わせた規模でしかありません。

特典はいくつか用意されているのが基本で、普通のカードの方がグレードが低くゴールド、プラチナとステータスが上がることで特典がさらに充実する仕様になっている発行会社や国際ブランドがほとんどです。

メリット2.優待割引や優待サービスが受けられる

特典の一部には、直接金銭的なバックが生じるものや贈与されるタイプではない特典が存在します。それが、優待割引や優待サービスと呼ばれるものです。優待にはコンシェルジュや国際空港のラウンジ利用権利などが代表的です。

メリット3.コンシェルジュサービスがある

コンシェルジュとは、本来宿泊施設であるホテルのお世話係を任じられる役目のことです。総合的にお世話をすることからフランス語の語源で日本でもコンシェルジュと呼ばれています。ここでのクレジットカードの優待サービスで意味するコンシェルジュは、優待を利用する者に総合的な相談や手続き代行を行ってくれるサービスのことを指します。

例えば、本来のコンシェルジュを意味するホテルの宿泊のお世話をするサービスとして、予約を代行したり、近場のホテルを探して手続きするなどします。それから、ホテル以外にもレストラン・レンタカー・ゴルフ場などの予約、商品・チケット・ギフトやプレゼントなどの手配にまで及びます。

商品の手配は、品切れや販売終了などで近場のお店や通販で購入できない時にどうしても欲しいからリサーチして欲しいといった場合にも使えることです。

それらを行う場所として、具体的には国際ブランドとして有名なVisaでは、各種プラチナカードを所持するプラチナ会員に対して、「Visaプラチナ・コンシェルジュ・センター」で利用できます。

メリット4.空港ラウンジの利用ができる

ラウンジは待合室のことで、クレジットカードの優待では主に国内・国際空港のラウンジ利用を可能とするサービスのこと。すなわち空港ラウンジの優先的な利用権で、ただの待合室ではなく特別な意味での専用待合室です。

一般も利用できるようになっているラウンジの場合、金銭を支払うことで利用可能になります。それが無料で利用できると考えるとお得な仕組みです。もちろん、全てのメンバーラウンジが一般解放されているわけではないので、ゴールド以上のステータスカードを持っていて初めて使えるラウンジも珍しくありません。

空港ラウンジを利用するための空港での手続きには条件があり、カードの会員証と搭乗券を提示して、本人を含めた2名までが利用できる仕組みです。

ラウンジ内部で提供されるサービスには空港ごとに違いがあります。ですが、概ねWI-FI利用や搭乗手続き用のデスクなどが提供されています。無料あるいは金銭を多少支払うことで利用できる飲食物の購入も可能で、ソフトドリンク(コーヒーやジュース等)の無料提供も多くの空港ラウンジが提供しているのです。

メリット5.ポイントの獲得上昇率や獲得条件が変わる

コンシェルジュなどとは違い、ポイント変換率の意味での特典メリットがあります。例えば、プラチナ会員ならポイントが~倍になるなどです。最低でも2~3倍にはなると考えて間違いありません。

キャンペーン時期やカードの種類によってはポイントに力を入れていないケースもあるので、入会するカードや国際ブランドを吟味する必要はあります。還元率そのものはステータスが高いからと還元率上昇に換算されるわけではないことを知っておきましょう。

メリット6.付帯保険サービス内容がアップする

次に、海外旅行傷害保険などステータスの高いカードでは付帯保険サービスが付きます。実際は、通常のカードでも付く付帯保険サービスですが、ゴールドやプラチナなどステータスが高い方がその補償範囲が拡大します。

特に海外旅行の際の最大補償金額や補償内容の範囲が異なります。ステータスのランクアップで利用限度額や補償金額が上がる訳です。プラチナになれば、その金額は億単位(最高1億円)になるなど、充実した補償を受けながら安心して海外旅行に行くことができるのです。

傷害後遺症や治療費、スポーツによる外傷、他者への賠償、物品(持ち物や家電)の損害補償費、救援者費用なども補償対象です。ちなみに、救援者費用とは、怪我や病気をした旅行者の親族や家族が海外まで行くための費用補償のことです。

メリット7.相手に与える印象が良い

それなりのステータスのクレジットカード・会員を持っている人に対して、初めて相手をする人は安心や信頼ができます。特に日本では、そういった威光はそれほど強くないのに対し、海外では絶大な力を持ちます。

実際、外国人が来て、その人の身分保障や信頼度をはかる方法はそれほど多くありません。しかし、カード会員によるステータスがあれば決済手段や社会的立ち居地などを保証しうるのです。

メリット8.旅行に関連した割引や手数料無料などのサービス

プラチナ会員にしかない優待サービスもあります。例えば、旅行に関連したものでは、送迎ハイヤーやアトラクション施設優待、月額レンタルサービス一部無料などかなりお得に費用のかかるサービスを利用することができます。

旅行費用そのものを割り引いた無料提供があるなど、自分に合ったステータスかを見て、会社ごとに提携しているサービスなど事業者との関係でわかる特典の充実度をはかるには十分でしょう。

メリットだけじゃない?高ステータスの3つのデメリット

これまでステータスが上のカードであるゴールドやプラチナのメリットについて確認しました。しかし、メリットばかりではない意外なデメリットがこれらのステータスには同時に存在しています。そこで、デメリットについて3つ説明します。

デメリット1.年会費が高い

サービスや優待が充実している会員であることから察せられるように、ステータスの高いカードでは年会費や維持費用がかかることが想定されます。そこで実際の年会費を見てみると、明らかに通常のカードよりも高く設定されていることが分かります。

年会費はステータスが上がると高くなる傾向があります。例えば通常のカードは年会費無料から5,000円程度の年会費が必要なカードまであります。その次のゴールドカードでは1万円程度、高いものだと1.5~2万円ほど年会費が取られます。

そして、さらにその上のプラチナカードでは5万円程度が相場です。種類にもよるが、年会費が10万円を超えるケースもあります。一番上のブラックカードでは、数十万円の年会費がかかることもざらです。近年はゴールドカードの一般化に伴って、5万円程度が年会費としては多くなり、10万円以上とられることはなくなっています。

デメリット2.継続審査・与信の基準が高い

クレジットカードは、使い続けるために継続的に審査をして更新していく必要があります。一般的に通常のカードを更新する際はそれほど高い基準がなく、途中で仕事を辞めていたりして収入が減っていても使用状況に問題なければ普通に審査が通り更新が可能です。しかし、ゴールドやプラチナになってくると、ステータスが上がった分だけ更新の際の継続審査も厳しくなります。

プラチナを所持するための審査基準から外れていた場合、たとえ使用状況に問題がなくても審査で落とされる可能性は十分にあります。他の所持カードに信用情報で問題が生じたり、延滞や複数のカード新規申請などが影響します。

この辺は会社ごとに審査基準が異なっていて、一概にプラチナだからこれだけ審査基準が高いと決まっていないことに注意が必要でしょう。逆に、以前はそれでもプラチナを継続できていた人が、別のカード会社のプラチナ会員を継続使用として落とされてしまうこともあるのです。

デメリット3.旅行や出張の機会が少ない人は十全に優待を使えない

年会費と合わせて所持する意味が少なく、デメリットが大きい理由のひとつに、優待を使いこなせないケースが挙げられます。これまでメリットとして挙げたような優待・特典項目は、そのほとんどが航空会社や宿泊業者などと提携してのサービスが中心です。

すなわち、旅行や出張などで、飛行機・ホテル・レストラン・レジャー施設等を使用しない人にとっては、あってもなくても得られるものは大して変わらないでしょう。

実際、年会費を普通よりたくさん払って使っているプラチナカードの意味が上限枠だけであれば、年会費を払うだけ損が生じている可能性が高くなります。それもそのはずで、ビジネスや個人事業で買い物の仕入れなどをしない限り、数百・数千万円の上限など普通は必要ないからです。

必要ない上限や優待を維持するためにわざわざ年会費を払ってしまったのではデメリットが大きいのです。反対に、旅行や飲食店の利用、海外出張などが多い人ほど、ゴールドよりもさらに上のプラチナを所有していることに損はありません。

ステータスの選び方

今度はその人にとってクレジットカードを申し込んでどのステータスを目指すのが最適かについて説明します。

ステータスは3種類の中で選ぶのが基本

すでにプラチナまでのステータスを所持できるだけの社会的信用や収入・職業のある方は、ある程度高いステータスまでの選択肢の中で1つを選ぶことができます。先に挙げたメリットとデメリットを天秤にかけて、自分にとってデメリットにメリットが勝っていると思えば高いステータスのカードを選択するのが良いでしょう。

例えば、年会費に比べて受けられる優待がその人にとって有意義なものなのかを確認します。「優待や特典にあまり興味を惹かれない」「気になるものがない」「自分が使うとは思えない特典しかない」という場合は、年会費のデメリットに比べてメリットが少ないといえるでしょう。

海外旅行や仕事の出張はあるが、「それほど数が多いわけではない」、「優待利用はそれほど使える訳ではない」のであれば、ゴールドカードくらいのステータスで申し込むのもありです。

旅行、特段海外旅行が好きな方はプラチナカードを年会費の損を覚悟で持っておくと意外に便利です。それは、プラチナカードを所持していることで得られる信用特典が海外では有利に働くことがあるからです。

メリットでも挙げたように、日本人にとって海外での旅行生活やトラブルに対処するためには、面倒な手続きや金銭的な負担が付きまとうからです。コンシェルジュ利用や損害補償、緊急時に繋がるカウンターがあるだけでも海外旅行での安心具合が違います。

最終的な損得は勘定に入れないのがプラチナカード

プラチナカードはゴールドカードよりも一桁多い年会費が必要なところも多く、10万円以上の年会費の元を取ることはできません。しかし、プラチナカードを利用することは、必ずしも金銭的な損益だけでは計算できないところに異議があります。

例えば、利用施設やサービスの割引なら良いでしょう。ですが、利用が限定される施設の場合には、そもそも会員でないと利用ができません。ようするに、お金を出せば使えるサービスとそうでないサービスがあり、後者はプラチナ会員でないと手に入りません。それからコンシェルジュサービスも同じです。

何かをしてもらえるサービスは、信頼した相手でないと難しく、お金を出したとしても気軽に頼める相手や業者が居るとは限りません。その点でいえば、しっかりとしたカスタマーコンシェルジュの存在する会員限定のサービスには金銭的な価値以上のものがあるのです。

プラチナカードを持つことで、年会費が気になってしまう人はゴールドカードくらいにしておいて、年会費をたとえ払ってでも手に入れたいサービスで特典や優待を受けたい人にプラチナカードは向いています。もちろん、ステータスとしてプラチナを持ちたい人も居るので、その場合は年会費や他のデメリットと合わせてメリットがどの程度上回るのかを試算しましょう。

国際ブランドで選ぶ

クレジットカードのゴールドカードやシルバーカードはそのステータスやランクにあわせたものが用意されていて、相対的にはカード間でそれほど差がありません。しかし、国際ブランドの影響力や見方は、ステータスに対しての見方を変えることが多々あります。

具体的には、国際ブランドの中でもアメリカン・エキスプレスやダイナーズクラブは世界中でステータスの高さを顕示しているため、経営者や有名人など所得が多く資産のある人物が持っている印象のあるブランディングカードです。

つまり、日本でもその認識に大きな違いはなく、有名なマスターカードやVISAより、ステータスとして所持する場合にはアメリカン・エキスプレスなどの方が上と認識されているのです。事実、アメックスプラチナカードの年会費は13万円と非常に高く、アメックスセンチュリオンに至っては35万円を超えます。逆にJCBは海外においてステータスとしての認識は低く、年会費も高くて8万円程度となっています。

グルメサービスの優待で選ぶ

全てのステータスカードは、何かしらのグルメサービスを提供しています。提携にレストランやホテル空港会社などが関わっている背景があるからです。例えば1人の1食分やドリンクが無料のサービス、ワインのボトルを1本無料提供、予約の優先権やツアー形式による優待、お土産がもらえる、団体利用者全体で割引サービスが受けられる、ポイントやその獲得率のアップなどです。

特に一般のお店よりもレストランやホテルに入っている飲食店に強いのがグルメサービスの強みです。一例として、アメックスカードによる優待グルメサービスでは、コース料理を1人分無料にしてくれます。単品ではなくコース料理というのが大きなポイントです。

どんな割引サービスやクーポンであってもコース料理が丸ごと無料で、注文の金額や人数に関係なく利用できるサービスはほとんどないのです。アメックス以外にも似たようなコース料理無料の優待が受けられることは知られていて、ダイナーズやJCBも同様のサービスをレストランの予約からの特典として提供しています。

プラチナカードに必要な年収条件

ステータスカードとしても特別なプラチナカードは、提携会社それぞれに年収条件が定まっています。低いものだと350万円ですが、ほとんどのところは500万円以上、高いと650万円以上と日本の平均年収と比べても高めに設定されているのが分かります。

日本で年収として支払われる平均はおよそ440~460万円、実際は300万円後半の人が多いのが実態です。それに比べると650万円は結構稼いでいる人といえます。

年収条件はプラチナカードを持つ上での最低条件の一つでしかなく、必要十分な条件を満たすにはいくつかの基準をクリアしなければなりません。そして、その多くは、社内独自の基準によって判断されます。

同じ人がカード会社によって審査に通ったりと通らなかったりするのもそのためです。他にも貯蓄や勤続年数といった要素が審査に及ぼす影響は強く、それらを総合的に判断して所持を許されるかどうかが決まります。

それから、インビテーションや入会条件で示される基準の1つにショッピング枠の利用額があります。それ1つが条件ではないが、年間に100~300万円ほどのショッピング利用をその会社のクレジットカードでできるようなら、高いステータスのクレジットカードを得るチャンスはあります。

コース料理が丸ごとタダになるというのは大きな優待です。それ以外にも少しグレードは落ちます。ですが、飲食店での料金が3~5割程度無料になる特典もあります。それにはレストランだけでなく軽食店や居酒屋、専門料理店(料亭・懐石料理店、中国・韓国料理店)なども含まれます。単純に人数を増やすことで割引額が大きくなるJCBのダイニング30という特典もあります。

所持カードのステータスが高品質か見分けるコツ

ゴールドやプラチナで「ステータスの高いカードを持てたと思ったら失敗してしまった」ということないように、そのカードのステータスが高品質かどうかを見分けるコツについてここでは説明します。

ランクや格付けはステータスと同じではない?

同じゴールドカードでもランクや格付けが違うことがあります。それは国際ブランドや年会費の違いで簡単に見分けることができます。

例えば、アメックスの5万円の年会費のゴールドカードとわずか3,000円の別ブランドのゴールドカードでは、名前にゴールドが付いていてもランクや格付けはアメックスの方が断然上と分かります。実際の特典や優待も比べ物にはなりません。圧倒的にアメックスゴールドの優待が優れています。

また、ゴールドに位置しているカードと名前にゴールドが付いているかはまったくの別物です。名称が「~ゴールド」や逆にプラチナなのに名前に「プラチナ」の名がないカードもあります。

エグゼクティブなど、一見するとどのステータスなのか分からないものもあります。ですので、申し込み時にその会社でのステータスの違いと名称などを確認しておくと良いでしょう。ダイナースでは、プレミアムカードなど一般的な分類では不明なので、この国際ブランドを選択する際には特に確認必須です。

ブラックカードより上のステータスが存在する?

ブラックカードは戦車でも買えるほど有名な高ランクのステータスカードです。しかし、さらにブラックの上が存在しています。それがアメックスのセンチュリオンカードです。

センチュリオンカードはプロパーカードとしても有名で最高難易度の審査ランクです。アメリカン・エキスプレスが定めるブラックカードの最低年収は1000万円なのに対し、センチュリオンカードは3000万円以上の収入が最低条件となっているなど、他の国際ブランドによるブラックカード基準よりもさらに厳しい収入条件が敷かれています。

実質的に高収入といわれる労働者や経営者でも年収が3000万円を超えている人はほんの一握りです。その多くは、経営者や有力職についている方で、通常労働で稼ぐ年収とはかけ離れていて、ブラック以上のセンチュリオンなどのステータスを得るためには一般の方はまず不可能と考えてよいでしょう。

ダイナースクラブプレミアムやロイヤルセゾンカードミレニアムVIP(超が付くほどのレア度)、ANAダイナーススーパーフライヤーズプレミアム(ANA上級会員のみ持てる)なども審査難易度の高いカードとして知られています。

高ランクのステータスカードを仕事で使いこなす!

ゴールドやプラチナ、ブラックカードなどの高ランクに位置するステータスカードを日常生活や旅行以外にも仕事で使いこなせれば、さまざまなプラス特典・優待の権利が得られます。

接待や打ち合わせを専用の施設で行う

シチュエーションとしては、接待や打ち合わせで使える会議室や談話室のような施設を無料、あるいは割引価格で使用できることです。これはゴールドから使えるものが多いので、それほど高いランクがなくても仕事で使いたい人にはおすすめです。静かでリラックスできる場所で話し合うことも仕事では必要でしょう。

飛行機の待ち時間をメンバー待合室で過ごす

次に、ビジネスで国内や海外を飛び回ると、飛行機の待ち時間をどうやって過ごすかは意外と重要です。仕事の合間に快適に過ごせる待合室を無料で使えるのは高いステータスカードだけの特典です。仕事をしながら飲食やネット利用、新聞等のマスメディアの購読など、自由に時間まで待つことができます。

高級宿泊施設や高価な食事を安く済ませる

シルバーカードやブラックカードになるとそのスタッフの対応までもが違ってくるのがステータスカードの魅力です。宿泊費用の割引や予約の際の優待、コンシェルジュを使った予約なども受けられます。

中には、ホテルのチェックアウトの時間を延長したり、中にあるバーでの飲食が割引されたり、さらにグレードの高い部屋に部屋に宿泊できるといったことが可能となります。

チャーターしたりして高級感あふれる余暇を楽しむ

マスターカードの国際ブランドによる優待特典の1つにチャーター機の手配やクルーザーなどを呼べる権利があります。余暇を楽しむ上で、普通ではできない方法で景色や夜景を楽しむことが可能です。また、国内でも三井住友プラチナカードで代表されるように、ユニバーサルスタジオジャパンの待ち時間短縮や施設内の特別待合室の利用などが可能です。

国内外でのステータスの違いに気をつける!

プラチナカードやブラックカードは発行される種類によって、海外でそのカードが通用するかどうかが異なります。そこでステータスだけでなく、カード選択にまでこだわった申請・発行が重要です。

カードの種類で知名度が違う!

カードの種類とはそのカード会社や提携事業者が発行するカード名や特徴のことです。例えば、最初のほうに挙げたアメックスゴールドカード、JCBゴールド、ゴールドMastercardカード等がそれに当たります。同じゴールドでも海外ではアメックスゴールドカードが知名度的には高く、信用されています。

しかし、日本国内の発行に偏っているJCBゴールドは、アメックスほどの知名度や信頼はありません。同じゴールドでも天と地ほども違うのです。これはクレジットカードの中でも海外向けか国内向けかで大きな差が生じるのが背景にあります。

ステータスの選択は国際ブランドと海外知名度で選ぶ!

これまで、クレジットカードにおけるステータスは4・5種類ほどあり、ランクアップするごとに受けられる特典や優待が上質になることをお伝えしました。

しかし、一概にステータスのみでそのカードの格付けを判断するには不十分で、年会費や入会条件、優待内容に加えて、そのカードの知名度なども考慮しなくてはなりません。

海外を中心にゴールドカードを使おうとしたとき、アメックスやダイナーズといった海外で広く使われていて、ステータスにこだわったカードを利用するのがおすすめです。

ある程度の優待や特典を受けながら、日本だけでなく世界中のお店でクレジットカードとしても使いたいという場合には、アメックス以外にVISAやマスターカードといった国際ブランドも選んで複数持ち歩くのも良いでしょう。