クレジットカードは何枚持ちが一番スマート?みんなが持っている平均枚数や選ぶポイントを解説

クレジットカードは何枚持ち

毎年、12月~1月の年末年始時期や、3月~4月の年度替わりの時期は、仕事環境や住居環境など、みなさんそれぞれに環境の変化がある時期と言えますね。
何とはなしに持っているバッグや文房具を変えたり、中身のチェックやリニューアルをする方が多くなる時期でもあります。この時期、おサイフやカードケースを新調する方も多いのではないでしょうか。

風水では、使い込みすぎてくたびれたおサイフは金運を下げると言われており、2年か3年で買い替えることを推奨されています。
また、おサイフについては、1月~3月に新調されたおサイフを「春財布(=張る財布。春財布を使うとお金がパンパンに張るとされている)」と呼び、縁起の良いものとして近ごろは定着しつつあります。
春財布は、その年のラッキーカラーを取り入れたものを推奨されています。迷信と言ってしまえばそれまでですが、風水的な観点からお財布を選んで買い替えるのも、たまには良いものですよね。

ところで、自分の使っているお財布を改めてチェックしてみると、色々なことが気になってきませんか?

「気がついたら、クレジットカード機能のついている会員カードが多くなっている」
「持ち歩く現金は減っているのに、クレジットカードが増えてカード入れの部分だけパンパンに。財布のカタチがいびつになってしまった」
「クレジットカードを何枚か持っていて整理したいけど、ネットショップ専用カードやETC専用カードやら、分散されていてどれも解約できない」
「次に使いたい財布は前より小さいから、今まで入れていたクレジットカードが全部入らない。整理しなければ…」

やはり“会員証”や“クレジットカード”の整理にアタマを悩ませる方は多いようですね。

この記事では、クレジットカードは何枚持ちが一番スマートに使えるのか?みんなが持っている平均枚数や、クレジットカードをまとめる際に選ぶポイントなどを解説していきます。
クレジットカードを整理したい、スマートに持ち歩きたいという方は、ぜひ参考にしてくださいね。

みんなは何枚くらいクレジットカードを持っているの?クレジットカードの平均所持枚数をチェック

いま日本の現状として、クレジットカードの発行枚数や所持枚数はどうなっているのでしょうか。
一般社団法人 日本クレジット協会が令和元年(2019年)の6月に発行した「日本のクレジット統計 2018年版をチェックしてみましょう。

クレジットカード契約数の推移

まず、クレジットカードの契約数を見てみましょう。

契約年 契約数(万枚) 前年比(%)
2014年 23,755 1.1
2015年 24,040 1.2
2016年 24,619 2.4
2017年 25,088 1.9
2018年 25,689 2.4

クレジットカード契約数

毎年、順調にクレジットカードの契約数が伸びていることがわかります。
とくに2016年と2018年の伸び率が大きいです。
この原因につきましては、2016年は電子マネー決済が開始されてから初めて5兆円を超えた年とされています。電子マネーの精算にはクレジットカードが欠かせませんから、その関係で契約数が伸びたものと考えられます。
また2018年は、国内主要のクレジットカード会社による入会、利用に関する各種のキャンペーンや、利用金額に応じたマイレージやポイント付与施策の強化を行い、大手スーパーから個人商店まで、利用機会の拡大に取り組んだため、契約数が伸びたのではと考えられます。

そして、統計はまだ取られていませんが、2019年は増税にともなうキャッシュレス決済のポイント還元施策がありましたので、さらに契約数は伸びているはずです。

今後は東京オリンピック・パラリンピックをはじめ、2025年の大阪万博など、さまざまな国際的なイベントが予定されています。政府はインバウンド対策のため、2027年まで、国内のキャッシュレス化を倍増させる目標をかかげていますので、クレジットカード市場は引き続き拡大していくでしょう。

クレジットカード発行枚数の推移

続いて、クレジットカードの発行枚数の推移はどうでしょうか。

発行年 発行枚数(万枚) 前年比(%)
2015年 25,890
2016年 26,600 2.7
2017年 27,201 2.3
2018年 27,827 2.3

クレジットカード発行枚数

クレジットカードは今や現金に代わる決済手段のひとつであるので、発行枚数を見ることによってその普及率がわかりますが、発行枚数も毎年増え続けています。
逆に日本の人口は減少傾向にありますので、発行枚数が増えているということは「クレジットカードの複数持ち」がスタンダードになり定着したことが、この数値から読み取ることができますね。

クレジットカードひとりあたりの所持枚数

それでは、クレジットカードのひとりあたりの所持枚数は、平均何枚なのでしょうか。
日本クレジット協会の2016年の調査によりますと、国民ひとりあたりのクレジットカードの平均所持枚数は2.5枚となっています。内訳は、メインカード1枚に、サブカードやETCカードが1~2枚、といったところでしょうか。
多くても5~6枚で、10枚以上持っている方はあまりいないようです。意外と少ないな~と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、何枚か持っていても持ち歩くのは1枚か2枚で抑えている方も多いようです。不正利用も怖いですし、メインカード以外は不要な持ち出しは控えているのかも知れませんね。

都道府県別・クレジットカード契約数上位は首都圏ばかりではない

日本国内で経済活動が活発なのは、まずは東京をはじめとする首都圏でしょう。その次に関西では大阪府、九州では福岡県などの大都市…と続きます。
ですが、クレジットカードの契約数を見てみると、必ずしも首都圏や大都市が上位ではないことがわかります。
日本クレジット協会の調査による、「都道府県別、人口推計数に対するクレジットカード契約率(平成30年/2018年)」の集計結果を見てみましょう。

都道府県人口推移

1位の東京都(239.3%)、3位の神奈川県(233.1%)は首都圏ですが、2位に岡山県(236.1%)が入っています。
岡山県の契約率は236.1%。近隣の広島県も224.0%で4位に入っていますが、その他の近隣の件は

鳥取県:195.3%、18位
島根県:188.0%、21位
山口県:186.5%、23位

上記の通りですので、200%超えの岡山県の236.1%、広島県の224.0%は圧倒的と言えます。
なぜ、岡山県と広島県がここまで契約率が伸びたのか、明確な理由は明らかになっていません。ただ、岡山県は都市部からの移住先で人気があること、そして、今までクレジットカードの普及率が低かったのが、ここ数年でキャッシュレス・電子マネー化が地方まで浸透し、新しくクレジットカードの契約をする方が爆発的に増えているのかも知れません。
また、イオンや楽天系列の、審査の比較的ゆるいクレジットカードが増えてきている現状も影響しているのでしょう。

クレジットカードの普及が地方でも増えたということは、クレジットカードを利用できる店舗が全国的にも増えているということになります。そうなれば全国どこでも現金を持たずにクレジットカードや電子マネーが利用できる便利な未来が、すぐそこまで来ているのかも知れませんね。

クレジットカードを複数持ちするメリット

前の項目で、日本クレジット協会による統計の結果を掲載しました。全国的にクレジットカードの契約率も上がり、クレジットカードを複数持ちしている方も当たり前にいる状況となっています。
なぜ皆さんは、クレジットカードを複数枚持つのでしょうか?
なにかしらのメリットがあるから、複数枚持っている、と考えるのが自然ですよね。
クレジットカードを複数持ちするメリット、その理由を深掘りしていきましょう。

メリット①:目的に応じて使い分けることで、1枚に絞るよりもおトクになる

厳禁よりもクレジットカードを利用する最大のメリットは、2つあります。

ポイントが貯まる
海外旅行保険などの付帯サービスが利用できる

人の好みやライフスタイルによって、欲しいポイントは違います。Tポイントを貯めたい方もいれば、楽天ポイントを貯めたい方、マイルを貯めたい方もいます。
その場合、クレジットカード1枚で、ポイントと付帯サービスの2つを同時に叶えるのは難しいもの。最低でも目的に合わせて2枚以上持っていることが望ましいですよね。

メリット②:利用する用途でクレジットカードを分けることで、お金の管理がしやすくなる

「普段、生活用品や食材を買うスーパーではAのクレジットカード」
「経費で落としたいものや、仕事で必要なものを買うにはBのクレジットカード」

とくに自営業や個人事業主の方などは、用途別にクレジットカードを分けるとお金の管理に便利です。クレジットカード利用は履歴も明確に出ますので、データ化もしやすいですよ。
経理もラクになるといった声も上がっています。

メリット③:世界じゅうどこでも使えるクレジットカードは存在しない

クレジットカード複数持ちと言っても、

「アメックスだけ3枚持っている」
「ダイナーズとJCBだけ持っている」

これでは、クレジットカードを複数持っていても安心はできません。クレジットカードの国際ブランドは、なるべく片寄りがないよう分散させましょう。
国際ブランドは、大きく分けて6つのブランドがあります。

VISA:知名度やシェアが世界トップのブランド。日本国内、アジア圏でもナンバーワンです。
Mastercard:VISAに次ぐ有名ブランド。ヨーロッパ方面での利用に強いとされている。
JCB:日本でうまれた国際ブランド。日本人が好む観光地で強いと言われている。
American Express:提供サービスの質の良さで、ステイタスの高さで知られる一枚。
ダイナーズクラブ:世界で初めてつくられたクレジットカード。こちらもステイタスが高い。
中国銀聯(ユニオンペイ):中国でつくられた国際ブランド。当然ながら、中国国内で使いやすい。

国際ブランドで言うと、VISAが世界一のシェアを誇っています。

「VISAでも持っていれば、世界じゅうどこでも大丈夫でしょ」

こう思いがちですが、世界じゅうどこでも、これさえあれば大丈夫!というクレジットカードは存在しません。
ちなみにコストコでは、VISAは使えずマスターカードのみ。

Q. クレジットカードは利用できますか?
A. 倉庫店、オンラインショッピングともにマスターカードのみご利用いただけます。
引用:https://bit.ly/2vRLjsm

そのほかにも、JCBだけ使えない店舗や、アメックスだけ使えない店舗など、店舗によって使えるクレジットカードはさまざまです。
旅行に良く出かける、海外出張が多いなどの方は、2枚目以降のクレジットカードは国際ブランドを分けて持つのが必須となります。

メリット④:単純にスペアとしてもう1枚

クレジットカードを使っていると、盗まれる・失くすといった以外にも、クレジットカードが使えなくなる場合があるものです。
クレジットカードが折れたり、磁気ストライプの劣化により読み取れなければ使えなくなってしまいます。そして、大きなお買い物をした際には限度額も気になるところです。
そんなとき、もう1枚のスペアがあれば解決。
クレジットカードを複数持っていれば、やはり安心感が違います。

クレジットカードを複数持ちするデメリット

クレジットカードを複数持つことはメリットのほうが多いものですが、逆に多く持ちすぎるとデメリットも出てきます。
最大のデメリットは、やはり管理ができなくなること。クレジットカードは、あなたの「信用力」を見ています。信用力とは支払い能力が主ですが、それ以外にもきちんと支払い管理や金銭管理ができるかどうかも信用力の中に含まれていることを忘れないでください。

クレジットカードごとに暗証番号は変えないといけないですし、締め日や引き落とし日も違います。支払いスケジュールをしっかり把握しているつもりでも、土日や休日で引き落とし日がずれたりするのは毎月のことです。
忙しい社会人が、しっかりと自分で管理するとなると、やはりレギュラーで利用するクレジットカードは2枚程度におさえておく方が賢明といえるでしょう。

クレジットカードの短期間での作りすぎに注意

「クレジットカードを作りすぎると、信用が落ちて審査に通りにくくなるのでは…?」

こういった噂が出ていますが、確かに短期間に大量のクレジットカードをすると、多重債務の疑いをかけられ、ブラックリスト入りをする危険もあるようです。

怪しまれる基準としては、1ヵ月に3枚以上の申し込みをすると危ないようです。あなたの信用情報は、各クレジットカード会社で共有しているため、クレジットカード会社を変えて申し込んでも意味がありません。
複数のクレジットカードが必要でも、2枚目のクレジットカードの申し込みは1ヵ月以上、あいだを開けたほうが良さそうです。

何枚かあるクレジットカードをまとめたい!まとめるときに注意したいポイント2つを紹介

クレジットカードはうまくまとめれば、おサイフもかさばりませんし、管理もラクになりますのでいいこと尽くめですね。
クレジットカードの取得選択には、最終的には個人の好みや生活スタイルに左右されるものではありますが、これだけは押さえて欲しい、「クレカをまとめる際の鉄則」をお伝えします。

鉄則①:国際ブランドは、1枚目のVISAは鉄則。

世界シェア1位のVISAカードは、まず押さえておきたいクレジットカードです。メインカードは他の国際ブランドでも全くかまいませんが、それでもやはり使えないお店が多いことも事実です。
全国で人気の回転寿司チェーン店「スシロー」では、クレジットカード決済に対応してはいますが、国際ブランドはVISAかMastercardのみです。

Q. クレジットカード、ギフトカード、電子マネーは使えますか?
A. クレジットカード(VISA、MasterCard)は全店でご利用いただけます。
その他クレジットカード各種、ギフトカード、全国共通すし券、ジェフグルメカードなどの商品券は全店※でご利用いただけません。
引用:https://www.akindo-sushiro.co.jp/faq/

先ほど紹介しましたコストコも、使えるクレジットカードの国際ブランドはMastercardのみ。やはり、いざというときのためにVISA、MasterCardは持っておきたいですね。

世界初のクレジットカードはダイナーズクラブカードなのに、なぜVISAカードがこれほどまでにシェアを伸ばしたかご存じでしょうか。
それは、ステイタスにこだわったダイナーズカード・American Expressカードと違って、VISAカードはステイタスよりコスパ重視の中流家庭をメインターゲットにしました。
そのため年会費や審査基準も、ダイナーズカード・American Expressカードよりはゆるく設定してあるようです。そして、シェア拡大に決定的になったのは「リボルビング払い」を開発したことでした。
この「リボ払い」の便利さが起爆剤となり、VISAカードは世界シェアトップになったのです。

鉄則②:2枚目以降は「年会費永年無料」にこだわる

デメリットの項目でもお話しましたが、クレジットカードの年会費は、複数持ちにはかなりの負担になります。

ゴールドカードになりますと、年会費も数万円のものも出てきます。見栄でゴールドカードを選ぶ方もいますが、ゴールドカードは1枚あればじゅうぶん。2枚目以降のサブカードは「年会費永年無料」のクレジットカードを選ぶようにしましょう。

「年会費1000円程度なら、財布にも響かないし大丈夫♪」

こう思う方もいると思いますが、メインカードだけ使い倒すスタイルの方だと、サブカードの年会費など忘れてしまいがちです。

「ついうっかり引き落とし日を忘れて銀行にお金が入っておらず、年会費の引き落としができなかった…」

こう言った場合、少額でもクレジットカードの延滞・滞納をしてしまうと、クレヒス(※)に悪い影響が出てしまいます。複数枚持つなら、年会費はできれば無料のクレジットカードを選ぶようにしましょう。

※クレヒスとは

クレヒスとは、クレジットヒストリーの略。これまであなたがクレジットカードやローンを契約した時の個人情報(勤務先や家族構成、借入金額など)や、取引の履歴を意味します。 その情報は、クレジットカード会社が加盟している信用情報機関(JICC、CICなど)に集められて、各クレジットカード会社間で共有されます。

かさばらない!カードレスという選択もアリ?

「目的別にクレジットカードを分けているからクレジットカードの枚数は減らせない」
「クレカは必要だけど、かさばってサイフが変形するのがおしゃれじゃない」

こう思う方は、カードレスでできる決済サービスを検討してみてはいかがでしょうか。
例えば、“ネットショッピング専用カード”や“音源・アプリのダウンロード専用カード”などで使っているだけのクレジットカードをお持ちの方は、その分のクレジットカードだけでもカードレスにしてみるのも良いかもしれません。

カードレスで決済できるカード『Vプリカ』をご紹介します。
Vプリカは、インターネット専用のVISAプリペイドカードです。クレジットカード本体は発行されないカードレスのネットサービスですが、VISAカードとして利用が可能なのです。Vプリカを契約すると、

クレジットカードと同様の16ケタの番号
3ケタのセキュリティコード
カード利用期限

これらがきちんと発行されます。しかも審査が不要なので、専業主婦やフリーターの方でも契約することができます。
実カードがないので店舗では使えませんが、ネット上での利用でしたら問題なく使えます。プリペイドカードですから先に入金が必要ですが、そのおかげで使いすぎることがありません。

Vプリカの購入方法は、下記の通りです。

★購入方法

お近くのコンビニエンスストアでVプリカは購入できます。購入後は公式サイトでアカウント開設をしてください。その後すぐに使用可能です。

セブンイレブン(「マルチコピー機」で購入できます)
ローソン(「Loppi」ご購入できます)
ファミリーマート(「Famiポート」で購入できます)
デイリーストア(「サンプルカード」をレジへお持ちいただき、購入できます)
セイコーマート(「サンプルカード」をレジへお持ちいただき、購入できます)

店舗ごとの詳しい購入方法は、公式サイトをご確認ください。

クレジットカードは自分で管理がしっかりできる範囲の枚数で持とう!

クレジットカードを複数持っていると、おトクなサービスが効率よく受けられますし、安心感も得られて良いものですね。ですが、クレジットカードの年会費や利用状況、引き落としのタイミングや金額など、自分が把握できない状態では本末転倒です。
可能な限り、自分で管理が行き届くだけの枚数で持ちたいものですね。

限られた枚数でも、付帯サービスやゲットできるポイントなどを吟味すれば、十分メリットを享受できます。
楽しみながらスマートに、自分に合った最強のクレジットカードを選んでくださいね。