クレジットカードの有効期限に注意!更新時期が近づいたらチェックしたいこと

クレジットカードは基本、申し込み審査に通ってカードが発行されれば、支払いが滞らないかぎり、ずっとクレジットカードの会員でいることができます。
しかし、クレジットカードそのものには有効期限があり、数年おきにカードを交換しなくてはなりません。同じようなカードに銀行のキャッシュカードがありますが、キャッシュカードは有効期限がないので、破損しないかぎり何年でも同じカードを使い続けられます。
見た目はほぼ同じなのに、クレジットカードはキャッシュカードと違ってずっと同じカードを使い続けるというわけにはいかないようです。
なぜ、クレジットカードには有効期限があるのでしょうか?そのワケを探りつつ、有効期限が近付いたときに確認すべき点もお伝えしていきます。

クレジットカードの有効期限はどこで確認できる?

クレジットカードの有効期限はどこで確認できる?
クレジットカードの有効期限を確認する場合は、クレジットカードを実際に手に取り、カード表面を見てください。

クレジットカード番号の下に、「01 / 24」や「01 – 24」というかたちで数字が記載されています。これがあなたのクレジットカードの有効期限です。
「年と月しか記載されておらず、何日までかわからない。不安…」
こう感じる人もいるかもしれませんがクレジットカードの場合、日付はその月の末日までと設定されています。
仮に、「02/20」と表記されていたとします。この場合は2020年の2月末日まで、ということになりますが、2020年はうるう年。従って、この場合のクレジットカードの有効期限は2020年2月29日まで、ということになります。

ちなみに日本では2024年1月の表記は24/01と表記されますが、世界的には「①日→②月→③年」の順番で表記していくことが多いです。クレジットカードは国内だけではなく世界中で使われるものですから、有効期限の表記は世界標準(=英語圏の表記)となっています。
クレジットカードの有効期限はカード発行日から3年~7年程度となっており、その間隔はカード会社により異なります。

クレジットカードの有効期限はなぜ設定されているのか

「クレジットカード会員資格は基本、無期限なのに、なぜカードには有効期限があるのだろう?」
初めてクレジットカードを手にして、こう思う方もいるかもしれません。
クレジットカード本体に有効期限があるのは、主に下記の2つの理由があります。

1・定期的にカードを交換させるため
2・定期的にクレジットカード会員の信用状況を確認するため

この2つの理由をさらに掘り下げてみましょう。

定期的にカードを交換させるため

劣化によるトラブル防止対策

クレジットカードは硬貨プラスチックで出来ていますが、それでも日常的に使っていれば摩耗や劣化はまぬがれません。クレジットカードは読み取り機を通すだけでもキズはついてしまうものなのです。
あなたのクレジットカードを見てみてください。思った以上にキズがついていませんか?
あまりにクレジットカードにキズが増えてしまうと、読み取り機を通したときにカード内に登録された個人データが読めなくなり、エラーを起こしてカードが使えなくなるというトラブルも出てきます。こういったトラブルを防ぐために有効期限を設け、定期的に新しいクレジットカードに交換させているのです。

セキュリティ対策

セキュリティ面でも、定期的なクレジットカードの交換は有効です。
これまでのクレジットカードの主流は磁気ストライプ(黒いテープ)でした。この部分を読み取り機に通してデータを読んでいましたが、磁気ストライプはスキミングでデータを盗まれやすく、被害が多く発生しているのがネックでした。ですが最近は、よりデータを守りやすいICチップが開発され、こちらが主流となっています。
また、カードが新しくなるとセキュリティコードも新しくなるため、オンライン上に登録してある古いカード情報は使えなくなります。個人情報の流出が絶対ないとは言い切れない現状、定期的にカード情報の更新をすることはとても大事なのです。
有効期限によるクレジットカードカードの更新がない場合、何百万人もいるカード会員全員のクレジットカードカードを交換するのは至難の業です。有効期限があるおかげで、カード会員全員のクレジットカードを強制的に交換させることができ、効率よくカード会員を犯罪から守れるようになっているのです。

定期的にクレジットカード会員を定期的に再審査するため

クレジットカードはほとんどの場合自動更新となりますが、実は裏で再審査が行われています。以下で挙げる条件に当てはまる人は自動更新を拒否され、有効期限後はカードを利用できなくなる可能性があります。

・支払いを複数延滞したことがある場合(場合によっては1回の延滞で解約される場合も)
・自己破産等の金融事故を起こし、個人信用情報機関にその履歴が登録されている場合
・キャッシング・カードローン・リボ払いが多数ある場合
・クレジットカードの「現金化」(ショッピング枠で換金性の高い買い物をし、現金化すること)をした場合
・会員本人以外の利用がバレた場合
・クレジットカードを何年も全く利用していない場合

逆に、これらの条件にまったく当てはまらず、長い期間良好な利用状況と支払い履歴があるクレヒス(クレジットヒストリー)の良いカード会員は、更新のタイミングで利用限度額が上がったり、よりステイタスの高いクレジットカードに招待される場合もあります。また、クレヒスの良いカード会員は、更新時に次の有効期限が長くなるという利点もあります。

クレジットカードの更新時期が近付いたらチェックしたいこと

クレジットカードは基本的に自動更新されるため、あなた自身が何の手続きをしなくても、有効期限の月の中ごろ(01/24の場合、2014年の1月中)には新しいクレジットカードがあなたのもとに届きます。この際に注意したいポイントをまとめました。

カード会社に登録してある住所に変更がないかをチェックする

新しいカードは、特に予告もなくカード会社から送られてきます。カード会社に登録してある住所から変更はないでしょうか?もし、住所に変更があるのに手続きをしていない場合、前の住所に新しいカードが届いてしまいます。そのまま気づかないでいて、郵便局や運送会社での保管期間が過ぎてしまった場合、新しいクレジットカードはカード会社へ返送されてしまうので注意してください。
クレジットカードの有効期限の2~3ヵ月前くらいまでには、住所・電話番号などは最新の状態にアップデートしておくようにしましょう。

新しいクレジットカードをしっかりと受け取れるようにしておく

クレジットカードは郵送されますが、ポスト投函はされません。本人に手渡しする以外の方法では受け取れないようになっています。

・日本郵便の「簡易書留」や「本人受取限定郵便」
・ヤマト運輸「本人確認サービス」
・佐川急便「受取人確認サポート」

これらの郵送方法で送られてきます。
受け取りの際は本人であること以外にも、身分証明書の提示が必要になってきます。発送は予告なしにおこなわれ、いきなり新しいクレジットカードが送られてくることがほとんどです。
「身分証明書が手元になく、クレジットカードを受け取れなかった…」
とならないよう、身分証明書がすぐに出せるように準備をしておくと良いですね。

また更新月に長期の旅行や留学、引っ越しの予定を入れて長期不在にしまうと、新しいクレジットカードが受け取れず、カード会社へ返送されてしまう危険があります。こういった場合はあらかじめカード会社へ電話で連絡を入れておき、クレジットカードの事前発行の手続きを取るなどして対策をしてください。

新しいクレジットカードはいつから使える?

新しいクレジットカードは、有効期限の月の中ごろにあなたのもとへ届けられます。新しいカードはすでに使える状態で届くため、受け取った当日からお店で使うことができます。新しいカードが来たら、記載事項をよく確認してください。
古いクレジットカードと新しいクレジットカードの違いは下記の2点です。

・有効期限の表記
・3ケタまたは4ケタのセキュリティコード

クレジットカード番号と暗証番号は前の番号が引き継がれ、変更されることはありません。

新しいクレジットカードが届いたときにすること

新しいクレジットカードが届いたときにすること
古いクレジットカードも有効期限までは利用することができますが、新しいクレジットカードを受け取ったら、古いものは破棄して、新しいカードを使うほうが良いでしょう。なんとなく両方持っていて、有効期限が過ぎたので古いほうを破棄しようとして、間違えてせっかく受け取った新しいクレジットカードを切り刻んでしまった、というのは大変よくある失敗ですので注意してください。
新しいクレジットカードが届いたときにしてほしいこと、2つを紹介します。

古いクレジットカードの処分

古いクレジットカードの処分ですが、そのままゴミ箱へ捨てる…というのは避けてください。なんといっても有効期限まではまだ使えるカードなのですから、悪用されないよう、出来るだけ細かく切り刻んで捨てるようにすることが大切です。とくにICチップや磁気ストライプ部分には重要情報が詰まっています。この部分は特に気を付けて切り刻んでください。
最近ではプラスチック用のシュレッダーも出ています。数万円するものもあれば、安いものですと1万円以下で買えるものもあります。ハサミが不安な方は、こういったものを利用すれば安心ですね。

ネットショップなどの更新

店舗での会計時には、新しいクレジットカードはそのまま使えますが、Amazon、楽天などの各種ネットショップに登録してあるクレジットカード情報は、有効期限を超えると決済ができなくなります。また、モバイルSuicaやApple IDに登録されているクレジットカード情報も同様にアップデートが必要です。また、ETCカードを利用している人も、新しいETCカードが届いたら速やかに差し替えるようにしましょう。
クレジットカードは日常、当たり前に使っているものだからこそ、つい忘れてしまうものです。コンサートや映画、観劇をよくする人は、チケット販売サイトのクレジットカード情報にも注意を。有効期限が切れていて自動引き落としができず、せっかく当選したチケットの支払期限が切れて当選が無効になった、という失敗談もあります。

カードの有効期限のタイミングを利用して、お金周りの見直しをしよう

クレジットカードは私たちの生活に深くかかわっています。そのため、カードが新しくなるたびにカード登録のあるネットショップを更新しなければならないなど、面倒な作業が増えてしまうのは避けられません。
ですがこれを良い機会と捉えて、クレジットカードの更新があるタイミングで、手持ちのクレジットカードの見直しをしてみるのはいかがでしょうか。クレジットカードには種類によってさまざまなメリットがあります。ノーマルだったクレジットカードをマイルが貯まるカードに変更してマイラーデビューするのも良し、上位カードにランクアップして特典を有効活用するのも良いですね。
現状のライフスタイルに合わせ、有効期限を手持ちのクレジットカードを見直すきっかけにして、かしこくおトクなクレジットカードライフを送っていきましょう。